子供が単独でイギリスへ。ANAのエアポートサポートを利用しました。

2022年12月2日

先日12才の息子がイギリスに一人で語学留学に行ってきました。
やはり心配なのが、ちゃんと一人で飛行機に乗って行けるかということ。
空港ではチェックインカウンターのあとの保安検査ゲート前までしか親は一緒にいられない為、飛行機の乗り降りの前後をサポートしてもらえる、ANAエアポートサポートを利用しました。

ANAのエアポートサポートとは

簡単に言うと、

単独で、もしくは子供連れで国際線に乗る人への案内サポート

です。
同じ便に乗る数名を1人の係員が案内してくれます。
マンツーマンのサービスではなく、他に申し込んだ人たちと一緒に受けるサービスです。

利用できる人の条件

①大人1人+3歳以下の子供(複数可)同伴
②大人1人+3歳以下の子供(複数可)+4歳以上11歳以下(複数可)の子供同伴
③65歳以上の大人1人
④65歳以上の大人1人+11歳以下の子供同伴
⑤妊婦1人
⑥妊婦1人+11歳以下の子供同伴
⑦12歳以上16歳以下(メキシコ行きは14歳以上17歳以下)の子供のみ


1~3歳が複数いても、大人が2人以上いる場合は利用できないということですね。

今回息子は⑦に当てはまる為、利用しました。

また、5歳以上11歳以下(メキシコ行きは5歳以上13歳以下)の場合はANAジュニアパイロットが利用できます。
ジュニアパイロットの方が手厚いサービスになっています。

具体的にどんなサービス?

■出発空港にて、チェックインカウンター~保安検査ゲート~出国審査~搭乗ゲートまでサポート
■乗り継ぎをサポート(上記⑦はサポート対象外)
■到着空港にて、飛行機を降りた後~入国審査~手荷物受取~到着ロビーまでサポート

↑旗は持っていませんでしたが、まさにこんな感じで移動します。

出発空港にて

まず、チェックインカウンターで、エアポートサポートをつけていることを申し出ます。
すると再度指定した時間に来てくれと言われました。(この時は離陸1時間前を指定されました。)
時間になって来たら、エアポートサポートを受けるのが息子だけではなくて他に2人いましたので、全員集まるのを待ち、サポートしてくれる係員と一緒に保安検査ゲートまで移動しました。
保安検査ゲート前では最後の親子のさよならをゆったり待っていてくれましたよ!

息子曰く、その後は係員と一緒に手荷物の保安検査ゲートを通り、出国審査をし、搭乗ゲートを通り、飛行機に乗る手前まで一緒に行き、キャビンアテンダントへ引き渡されたそうです。
搭乗ゲートを通る前に自販機でお茶を買う余裕もあったとのこと。

乗り継ぎにて

乗り継ぎがある場合は、飛行機から降りた後、乗り継ぎカウンターor乗り継ぎ便ゲートorターミナルが異なる場合はシャトルバス乗り場までサポートしてくれるようですが、詳細はANAへ問い合わせた方がよいみたいです。
また、この乗り継ぎサポートは⑦の子供のみの場合は対象外です。

到着空港にて

飛行機着陸前にキャビンアテンダントから「着陸しても座っていてね」と伝えられます。
他の乗客が降りた後、同じくサポートを受けている人たちと一緒に飛行機を降ります。
そこで待機している係員に引き渡され、一緒に入国審査をし、預け入れ荷物(スーツケース)を受け取り、到着ロビーまで一緒に行き、お出迎えの人に引き渡されます

帰国時もこのエアポートサポートを利用したのですが、私たちが到着ロビーで待っていて息子が帰ってきた時に、係員の方から「エアポートサポートはこちらまででよろしいですか?」と聞かれました。
最後までしっかり引き継ぎをしてくれました!

利用料は?

無料です。

申し込み方法

インターネット予約はできませんのでお電話でのお申込みが必要です。
飛行機の出発時間の72時間前までに申し込みます。

0570-029-701(全国一律料金)/ 03-6741-8702(有料番号)
音声ガイダンス2番を選択
日本国内からのお問い合わせ(受付時間)9:00~18:00(年中無休)

我が家の場合は留学を仲介してくれた会社が提携する旅行会社に申し込んでもらいました。
自分で掛けてもみましたが全然繋がらなかったので、心してかかる必要があるかも?

ANAジュニアパイロットとの違いは?

ANAジュニアパイロットの場合、

5歳以上11歳以下であること(メキシコ行きは5歳以上13歳以下)
申込書・同意書が必要なこと、
乗り継ぎもサポートしてくれること、
お出迎えの方のIDも把握し、引継ぎをしてもらえること


がエアポートサポートとの大きな違いだと思います。
エアポートサポートより利用者が幼い分、手厚くなっています。

まとめ

係員さんがとても明るくて感じがよく、安心して息子を預けることができました!
保安検査ゲートも一般の列に並ぶのではなく、エアポートサポート用に特別に設けられたゲートを通っていくので待ち時間もなかったです。
息子が言うには出国審査も端っこのほとんど並んでいないところを通ったとのこと。
JALはサポート対象が11歳以下までで、12歳以上15歳以下の子供のサポートは、海外赴任、帰任時、赴任中の家族を訪問する一人旅に限られるようでした。
その為、既に12歳になっていた息子には、サポートの有り無しがANAを選択する大きなきっかけとなりました。

電車や新幹線の場合、親は入場券を購入して一緒にホームまで行くことができますが、飛行機の場合はそうはいきませんからね。
とてもいいサービスだと思います!!

留学

Posted by HIKO