小学生のイギリス留学で準備したもの

2022年12月2日

小学6年生の一人語学留学に必要なものはなんだろうと考えたところ、
必要なのは物の準備だけではありませんでした。

それは、心の準備。

なんてったって、まだまだ子供ですから。

物の準備

まずは物の準備から。
Tシャツ短パンなどの着替えや洗面道具、勉強道具は当然。


日本食やスリッパなども入れました。

亀田製菓 亀田の柿の種6袋詰 190g


そして、イギリスにホームステイするからこそ持って行かなければ!と用意したものはこちら↓↓

①全身シャンプー

シャワーは5分!らしいです。
慣れない環境、慣れない言語、そして慣れない浴室。
シャンプー・石鹸・洗顔フォームやらを持たせてもきっとRITZはちゃんと洗えない。
ここは一本で頭・顔・体の全てをカバーできる全身シャンプーに期待します。
体を洗うタオル?そんなものはいりません!

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②フェイスタオル一週間分

海外では毎日洗濯しないらしい?
ホームステイ先では週末に洗濯するらしいので、毎日のシャワー用に7枚+予備1枚。
バスタオルは大きいし、水泳で使うセームタオルも考えたけど、固くなるしちょっとね・・
フェイスタオルは帰国前に捨てられるように、全部ヨレヨレのものを。
空いたスペースにお土産をたくさん買ってきてちょうだい!

③イギリス用コンセント

携帯を持たせる為にこれは必須です。

④子供用クレジットカード

日本と違いクレジットカードが主流の世界。
現金をチャリンチャリン持ち歩くのは安全上も良くないとのこと。

子供でも作れるクレジットカードを作って持たせました。
これで何か買えば親の方へも連絡がくるし、何を買ったかが見れると生存確認にもなるし楽しいですね。
実際、店の名前と金額がメールで来るとどんなお店か検索しちゃってます。
ストーカーの気持ちがわかる。

また、万が一財布ごと失くしてしまった時の為に、キャッシュパスポートも作って持たせました。
こちらは日本にいる親がネットでお金をチャージできるタイプ。
携帯財布の入ったリュックごと盗まれた時のことも考えて、親への連絡用メアドを書いた紙をスーツケースにも入れておく。
もし失くした盗られたと連絡をもらったらすぐチャージできるように。

⑤To Do リストと持ち物リストを書いた紙

To Do リスト

朝起きたらすること・シャワーの時に持って行く物・夜寝る前にすること。
【最低限これだけはしてね】ということを書いた紙です。
恐らく疲れているだろうRITZが考えなくても迷わないように。

●朝なら「矯正器具の洗浄」「サプリと朝ごはん」「スーツケースのカギを閉めてから学校へ」
●夜なら「携帯の充電」「歯みがき」「アラームをセット」とか

持ち物リスト

●スーツケースで持って行く物と、帰りには捨ててくる物
●行きの手荷物リュックの中身
●帰りの手荷物リュックの中身

渡航前日、リストの紙の余白にお土産リストも付け加えました。

心の準備

さて、心の準備もさせていかなければ!
毎日RITZがどう生活しているか知っているからこそ、そりゃあもう心配事だらけ!
ここがしっかりできるかどうかが留学成功の分かれ目!?

①自分のことは自分で!

シャワーに行けば着替えを用意し、ご飯を食べたら片づけてあげ、夜になったら歯を磨きなさいと言い、朝になったら起こしてあげる。
現在RITZは歯の矯正をしており、夜は矯正器具を装着して寝るのですが、朝に外したらHIKOが洗ってあげていました。

これではイギリスでやっていけん!!

●留学を決めてからすぐ開始したこと。
  ⇒今までは一緒に行っていた習い事に一人で行かせる。
  ⇒買い物をさせる機会が極端に少なかったので、させる。
  ⇒サンドイッチやハンバーガーなどの洋食を食べる練習をする。偏食RITZの最大の心配事。
●留学2ヶ月前から開始したこと。
  ⇒着替えは自分で用意する。
●留学1ヶ月前から開始したこと。
  ⇒ポリデントなどの洗浄剤を買ってきて、朝起きたら自分で矯正器具を浸けさせる習慣づけ。
  ⇒イギリスではスーツケースがタンス替わりになるので、物を出し入れする練習。イギリスでは日中パスポートを入れておくのでこれはとても大事。
●ホームステイの練習(済)
 実は以前、フィリピンに親子留学を2回したことがあり、1回目は親と一緒のホテルで過ごしましたが、2回目は親は別のホテル、RITZにはホームステイを経験させています。
将来一人で留学する時の為の下地としてやらせていたものでした。
もしこの経験がなければ、おじいちゃんおばあちゃんのところへ一人で新幹線か飛行機で行かせようかなぁと考えていたと思います。

②ANAのエアポートサポートについてを話しておく

空港の検査ゲートをくぐってからホームステイ先に着くまで(帰りも)が親として一番心配していたことでしたので、息子に何度も何度もシミュレーションさせました。
ANAエアポートサポートについてはこちら。

●「サポートの人がRITZの所在をあやふやであることが一瞬でもあってはダメ」。
その場を離れる時はトイレであっても自販機でお茶を買うだけでも一言伝えて自分がどこで何をしているかを把握してもらうこと。
●飛行機がイギリスに着いても、声がかかるまで座って待ってること。
●イギリスに着いて待ち合わせ場所のカフェにそれらしい人を見つけても「あの人だろうから僕は行くね」とサポートの人からすぐに離れて行ってしまわず、ちゃんとドライバーだと確認されて引き渡されること。

私が一生懸命に言い過ぎて不安にさせるくらいでちょうどいいと思い、これらのことは口を酸っぱくして言いました。

③語学留学への心構えを一緒に聞く

これは語学留学を仲介している会社が、渡航2ヶ月前くらいに案内してくれたものです。
入国審査ではこうしてねとか、持ち物はこれがあればいいよ、というようなことだけでなく、一人で留学する為の心構えを教えてもらいました。

心構え 【子供編】

例えば、
●お客さんではなく、居候なのだからちゃんとお手伝いをしましょう、とか。
●留学初日のホームステイ先では初めてのご飯をよく見られていますよ、なぜならよく食べる子なのか、何が好きなのかを見たいから。
●日本と違ってごはんはこのようなもの(かなり簡単。お昼にポテチを持たされることもあり)が出ますが、これは普通ですよ、とか。
●何か困ったら学校のスタッフに言いましょう、なぜなら携帯で親に連絡しても時差があるから親が知るのは数時間後、更に親は何もできないから、情報だけが学校や親や仲介会社を回り回って数日経ち、結果無意味だということも少なくないですよ、とか。

向こうでの生活が具体的に想像できそうな話をたくさん聞かせてもらいました。

心構え 【親編】

「子供が検査ゲートをくぐって行ってしまったら、もう親ができることは何もありません。」
そして、「何も連絡がないというのが理想」とのこと。
実際、他国で一生懸命過ごしていたら親と連絡を取る暇なんてないんだそうで、
親を忘れていられたら留学大成功!くらいに思って正解なんだとか。
一足早い子離れ体験ですね。
現在RITZが渡航して一週間を過ぎましたが、確かに何もできません。

④ホームシック対策

正直なところ、こればかりは行ってみないとわからないのでこれは対策に困りました。
子供のタイプによってもいろいろだそう。
ライン通話で寂しさを解消する子もいれば、それが逆効果になってしまう子もいるようです。

つまり実際経験してみないとわからない。
わからないなら仕方ない、とりあえずできることとして、弟のことが大好きなRITZの為に、スーツケースに貼る弟の写真をステッカーにして貼りました。
このステッカーは空港で荷物を受け取る時も見分けがつきやすくなって一石二鳥でしたよ。

あとは、「2週間も」と思わせるのではなく、「2週間しかいられない」と思わせる。
「泣いても笑っても2週間で強制送還だよ!」と。
だから思いっきり楽しんでこないと!と思えばホームシックになんてかかってる場合じゃない!?

まとめ

こうして書き出してみると意外と細かく出てきました。
子供は未経験なことはイメージしにくいだろうと思います。
そしてRITZは「やってみたことがないから怖い」というタイプなので、渡航前にどれだけ具体的にイメージして安心感と覚悟を持たせるかが大切だと思って実践しました。

留学

Posted by HIKO