楽曲コンペ・作詞コンペってこんな感じ

どもHIKOです!

作詞作曲家(以下「作家」)として生きていくなら、
楽曲コンペ・作詞コンペは「ザ・チャンス」です。
絶対に参加しなければいけません。

僕も2年ぐらい経験があるので、
今回は僕の経験した楽曲コンペ・作詞コンペ(超メジャー)についてお伝えします。

コンペとは

コンペってこんな感じ😀

レコード会社や芸能プロダクションが楽曲・詞を募集

作家事務所や音楽事務所を通して作家がそれに応募

だれかの楽曲・詞が採用される(CDリリース)

作家のオーディションですね。

プロアマ問わず広く募集する場合もあるようですが、
プロのコンペの場合、採用されるは難しいです。
あの有名作家も、この有名作家も参加していますからね。

具体的にこんな感じ

楽曲コンペ作詞コンペがあると、作家事務所から連絡がきます。
楽曲コンペのペースは週1ぐらいでした。
作詞コンペのペースは月1ぐらいでした。

内容

楽曲コンペの場合
楽曲を求めるアーティスト
求める楽曲の内容
納期

作詞コンペの場合
求める詞の内容
納期
仮歌入りのデモをもらう

具体例1
楽曲コンペ
アーティスト 嵐
求める楽曲 アルバム用の楽曲、バックストリート・ボーイズみたいな曲なら何でもOK
納期 2週間ぐらい

具体例2
楽曲コンペ
アーティスト これからデビューする、KAT-TUN(カトゥーン)ってグループ
求める楽曲 デビュー曲、ジャニーズのデビュー曲らしいインパクトのある楽曲
納期 2週間ぐらい

このコンペで採用された曲はミリオンヒットしましたね。

具体例3
楽曲コンペ
アーティスト これからデビューする、Aが三つでトリプル・エーってグループ
求める楽曲 デビュー曲、ダンスミュージック、avex
納期 2週間ぐらい

このコンペで提出した楽曲にはすごく自信があります。
いつかRITZが歌ってくれることを信じています。

具体例4
作詞コンペで覚えているのは、
ジャニーズのユニットが歌うと説明されて渡されたデモの案件です。
キャッチーなメロディーに僕も作詞しました。

このコンペで採用された詞は、「青春アミーゴ」でした。
修二と彰の有名なやつですね。

採用されれば連絡がきます。

残念ながら僕の楽曲、詞の採用はありませんでした😂

作家事務所からのアドバイス

作家事務所からはこんなアドバイスをもらいました。

1 楽曲コンペ・作詞コンペで採用されるのはすごく大変だけど、諦めずに曲を作り続けること
2 採用されるまでに数年は我慢すること
3 仮歌が苦手ならガイドメロディー(ピアノやシンセリード)も入れること
4 編曲ができないならシンプルなカラオケでデモをつくること

週1で楽曲コンペがあれば、マジで毎日作曲です。
僕の場合、フルタイムで働きながら楽曲コンペをこなしていたので、
この頃の楽しい思い出はないです。
僕の人生の暗黒期だったですね。

作家事務所の人は、楽曲コンペに参加し続けることが、
作家にとってすごくハードなことを知っていたのでしょうね。
身に染みるアドバイスでした。

ルール、注意点

曲の使い回しはしない
過去に楽曲コンペに提出した楽曲を、他の楽曲コンペで使わない
僕の場合、禁止されていたわけではないですが、
使いまわしたとき「前に提出したよね?」と言われました。
「それ駄目だよ」ってのが伝わってきました。
もし、過去に楽曲コンペに提出した楽曲が今回の楽曲コンペにぴったりだった場合は、
作家事務所に相談してみましょう。

そういうことなので、
同時期に複数の楽曲コンペがあった場合、
それぞれ違う楽曲を提出すべきです。

秘密保持
意味が広いですがこんな感じです。

コンペの内容を公開しない
コンペの内容には業務秘密が含まれる場合があります。
どんな楽曲がリリースされるとか、どんなタイアップが付くかなど
全てが公開されるまで待ちましょう。

提出した楽曲をSNSなどに公開しない
採用されるかもしれないのでやめましょう。
採用されたとしても楽曲が公開済みだったら、
採用は取り消されると思います。


締め切りを守る
当然ですね。

まとめ

楽曲コンペ・作詞コンペは、
作家として生きていくなら避けては通れません。

また、楽曲コンペ・作詞コンペは、
作家を目指す人からすれば絶対に参加したいものでしょう。

採用までの道は険しく、
その道を進み続けるには忍耐力が必要です。
強い気持ちで挑んでください。

僕はもうやりたくないです。
作詞作曲はRITZのためだけにします。

ではではまたです!

作曲

Posted by HIKO