自宅でできるボイストレーニング

2022年7月6日

どもHIKOです!

ボイストレーニングに通う前に、
まず自宅でやってみよう!

今回は自宅でできる基本的なボイストレーニングを紹介します😉

腹式呼吸

ボイストレーニング = 腹式呼吸
です。

腹式呼吸ってやっててもピンときません。
これなんなの?って感じです😅
腹式呼吸自体は簡単です。
しかし、腹式呼吸で歌うのには時間がかかります。
毎日毎日練習して腹式呼吸で歌うのを当たり前にしなければいけません。

腹式呼吸とは?

腹式呼吸の意義は、息のコントロールにあります。

歌は息を出して(コントロールして)歌います。

腹式呼吸は、息を長く短く、強く弱くコントロールしやすくなります。

腹式呼吸 = 歌いやすい
ということです。

やり方

まず、寝ながらやってみましょう。
寝ているときは自然に腹式呼吸になっています。
お腹に手を当てながら息を吸うと、お腹が膨らむはずです。
これが腹式呼吸なので、この感覚を覚えます。

次に、立ってやってみましょう。
立っている時に息を吸うと、
お腹ではなく、胸と肩が動くと思います。
これは腹式呼吸ではありません。

なので、意識してお腹を膨らませます。
この時、胸と肩が動かないで、お腹が膨らむなら腹式呼吸がちゃんとできています。
お腹だけを膨らませて呼吸しましょう。

息のコントロール

腹式呼吸の感覚がつかめたら、
短く吸って長く吐いてみましょう。
たとえば、4秒で吸って8秒で吐くとか。
リラックスしてやってみましょう。

ロングトーン

ロングトーンは、長く声を出し続けることです。
長く声を出す場合、息のコントロール(息をもたせる)は必須です。
息を吸って膨らんだお腹を少しづつへこませて、息をコントロールします。

息継ぎの場所がない長いフレーズ、ビブラートなど、
ロングトーンを身につけて安定させます。

ロングトーンは、吐く息の量を一定に保つように意識します。
最初に息を多く吐いてしまうと最後まで息が持ちません。
また、吐いている途中に、息の量が多くなったり少なくなったりすると声が安定しません。

ロングトーンで難しいのは、息が切れる最後です。
最後まで吐く息の量を一定に保つよう意識して練習します。

リップロール

歌う前のウォーミングアップによくやります。
唇を合わせたまま息を吐き、「ブルルルル~」と唇を振動させます。
簡単で、やっていると気持ちいいと思います。

リップロールを長くやろうとすると息のコントロールが必要になります。
なので、リップロールをやっていれば、息のコントロールが身に付きます。
息を吐きすぎないとか、息を吸って膨らんだお腹を少しづつへこませるとか

喉を開く

これまでのメニューは腹式呼吸の延長のような感じでしたが、これは違います。
確かに、最終的には喉を開いて腹式呼吸で歌うことを目指します。
しかし、喉を開く練習のとき、腹式呼吸は意識しません。
喉を開くことに集中します。

喉を開いて歌うと、声が強い、太いなどの効果があります。
シンガーって感じの声が出せます。

喉を開く感覚

しかし、喉を開く感覚はわかりにくいです。

僕は、「あくび」の感覚で理解していますが、
「笑う」「食べる」のときにも喉が開いています。
ピンとくるやつ見つけてください。

それか、口の中に人差し指を入れて、のどちんこに近づけます。
そうすると、喉が開きます。

しかし、喉を開く感覚がわかっても、
これを歌に活かすのは難しいです。

腹式呼吸で歌うのが難しいように、
喉を開けて歌うのもまた難しいです。

そこで、僕の解決法はこれ!

喉を開けて歌う方法

喉を開けて歌っている人を真似する😀
これなら楽しいです。

僕が真似しているのはこれとこれのここ(開始位置合わせてあります)。
この高さでしっかり歌えます。もうお手遅れですが。

8 Letters – Why Don’t We


Hooked – Why Don’t We

歌っているのは、Why Don’t We の Jack です。
ユニークなヘアースタイルをしていますね。

Jack の歌い方は、僕にとってピンとくる感じの歌い方です。
理解しやすい、真似しやすい

それから、ピンとくるのはこれ!
喉を開いた状態でのロングトーン

The Weeknd – Starboy (Live From The Victoria’s Secret Fashion Show 2016 in Paris)

「アマ アマ アマ スタァー アァー アァー
最後の「アァー」
あごの位置、口の開いた感じ、表情、右手の位置、
分かりやすい高音の出し方です。
後頭部を響かせる感じで出てます。

これらは、僕にとってピンとくる歌い方です。

自分にとってピンとくる歌い方、歌手を探してみてください。


ちなみに、
喉を締めて歌うクセがつくとやっかいです。
何年も治らないかもしれません。
なので、喉で歌っている人の真似はやめましょう。

そうです。
悪いクセがついたのは僕です。


喉を開く練習となったら声を出したい。
声を出すとなったら「音」が気になる。
そんなときはこれ、ウタエット↓
試したことはないですが、
20年前にこれが売っていたら買ったでしょうねw

ウタエットEX+ 呼吸負荷強化フィルターが付属しています。

ウタエットEXプラス ウタエットEX+ UTAET EX+ ウタエットex

ウタエットmini コンパクト設計です。


まとめ

2コース同時進行でいきます。

腹式呼吸コース
まず、腹式呼吸の感覚をつかむ。
次に、ロングトーンとリップロール

喉を開くコース

それぞれ、家でできると思います。

今回紹介したボイストレーニングのメニューは、毎日コツコツやる基本です。
つまらないし、歌に活きてくるまで時間がかかると思います。
頑張りすぎないで、続けられそうな範囲でやることをお勧めします。

「気が付いたらできるようになってた!」って感じの世界なので、
気長にやってください。

これが出来なくてもプロになっている人たくさんいます。
プロになってから習得しても遅くないと思います。

コツコツで👍

ではではまたです!